About us

About us インベスチャーの特徴

インベスチャーは、投資家の株式売買の動機分析に精通したIRコンサルティング会社です。昨今、上場企業のIRチームの多くで、自社のIR活動が本当に株主価値の維持・向上に貢献しているのか検証する企業が増えてきました。インベスチャーの特徴は、IR活動による価値創出を目的とした一連のコンサルティングや助言を包括的に提供している点にあります。とりわけ、クライアント企業のファンド株主の把握、潜在株主の特定、面談・株主化を進めるプロセスの可視化を支援し、実践していく活動では類例のない独自の方法を採用しています。

IR活動の価値創造プロセスを解明し課題解決するためのファンドデータベース

企業のIR活動が担う重要な使命の一つに、株主の貴重な財産である株式の適切な評価額を実現できるようにするということがあります。この重要な役割への支援として、インベスチャーでは機関投資家マーケット全体を見渡した上で、クライアントの株式バリュエーションに影響する株主構成上の課題の指摘を行い、クライアントに適した潜在株主を抽出。ターゲットファンドの株主化促進やコミュニケーションの円滑化に向けた助言を行っています。

ところでこのような分析、診断を行うには、日本株に投資をする国内海外の機関投資家が運用するファンドの包括的かつ詳細なデータが必要になります。そこでインベスチャーが構築しているのが、全ての日本企業の機関投資家株主の約90%をファンド単位で時系列にして捉える独自のファンド株主データベースです。

収録する株主情報は、情報源として企業の株主名簿に依存せず、各国の投資家側の資料や投資家の協会・団体の統計をフル活用し、そのうえで様々なクロスチェックを行い分析的に割り出しています。

貴重な知的財産であるこのデータベースを用いた分析により、企業の株式のバリュエーションの上昇や下落は、基本的には、期待成長率の増減及びIR対象となるファンド、いわゆるジャッジメンタルファンドの株主構成比率の増減のかけ算で起きていることがよく分かるようになります。また、企業の株価の動きを機関投資家が運用する個別ファンドの売買動向から説明する類例がない分析も行えるようになります。

インベスチャーだからできる日本唯一の包括的データベース

東証株式分布状況調査における機関投資家株主の構成(兆円)2019年3月末
東証株式分布状況調査における機関投資家株主の構成(兆円)2019年3月末
before/after
日本株投資金額
日本株投資金額

IR活動の価値創造プロセスを理解する人々とのネットワーク

インベスチャーはまた、このデータベースを活用するネットワークとして社外にはIR活動に理解の深い多くのクライアントを抱え、社内には、投資家の行動分析に豊富な経験を持つデータアナリストを擁しています。

クライアントには、創業した2005年以来、継続して助言契約を続けている3社を始め、5年、10年以上相談を頂いているクライアントが多数あります。いずれもIR活動では各業界でモデルになっているような企業であり、そのIRの現場から、チャレンジングな課題を投げかけて頂いています。中期経営計画策定にどのようにIRチームが貢献するかなど、社内を説得するためのファクトの集め方、分析の仕方など様々な経験を踏まえた助言もこうした交流から生まれます。

一方、社内には、日本株投資を行っている様々な機関投資家の株式売買動向を観察し、その動機を分析している専門家を抱えています。ファンドマネジャーやアナリスト経験が長いコンサルタントを中心に、クライアントと常時、タイムリーで密度の高いコミュニケーションをとっています。

投資家と価値を共有するカスタムメイドの「シェア・プロモーティング・プログラム」

インベスチャーは、IR活動の重要な意思決定に助言を提供するコンサルティング会社です。IR活動にまつわる様々なサービスを提供していますが、すべてのサービスは、クライアントのIR活動が経済的価値を生み出していることを実感できるように考案しています。クライアントの課題意識を伺い、その課題解決に必要と考えられる調査や分析、サービスを組み合わせ、投資家とクライアント企業が価値を共有し、株主化が促進できるようにするカスタムメイドのプログラム「シェア・プロモーティング・プログラム」をお勧めしています。

もし、ツール作成や株主データ収集には時間も費用も十分にかけているのに、株式市場での評価が高まらない。そう思われているのならば是非、インベスチャーにご相談ください。必ずお役に立てることでしょう。

IR活動の意思決定でお困りのかた、是非インベスチャーへご相談ください。

代表取締役社⻑ 松元 勲